忍者ブログ

削られる茅ヶ崎の海岸

サーフィン初心者のためのサーフグッズ、便利なアイテムを中心に、最安値、通販格安の商品紹介ブログです

[PR]

  •  カテゴリ:
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

 カテゴリ

削られる茅ヶ崎の海岸

市役所で見つけた、茅ヶ崎の航空写真に軽くショックを受けた。
昔と今では、海岸侵食によって砂浜の形がまるで違って見える。

昭和22年、今から60年前


↓これがその当時の、茅ヶ崎の海岸。漁港も、ヘッドランドも、まだない。


そして、下が平成17年、いまから3年前の写真。
ほぼ同じ位置の写真です。
わかりづらいけど、上下の写真ともに、中央付近、上へ延びる道が
茅ヶ崎駅に通じる、今は雄三通りとよぶ通り。

                         ↓雄三通り


ある雑誌で、茅ヶ崎在住の桑田佳佑のお姉さんが、「昔のサザンビーチは砂浜が広く、海に出るまでの距離がとても長かった」といってたのが
よくわかる。

なぜ、こんなに砂がなくなってしまうのか。

漁港やヘッドランド、テトラの投入などによって砂の動きが
大きく変わってしまったということもあるが、そもそもは
相模川上流にダムが建設(完成が昭和22年)されて以来、砂の流入が
減少したことで、付近の海岸に砂が付かなくなってしまったことが
大きな要因らしい。

県や市でも様々な議論があるが、ある部分の侵食が激しいからといって
その部分にテトラやコンクリート壁を作っても、砂の動き方が変わる
だけですぐ近くのどこかで新たな侵食がはじまる。
その侵食を防ぐために、新たに人手を加え(費用は税金でまかなわれる)、テトラが増えてコンクリで固められ、どんどん自然のビーチは
無くなっていく。

湾全体に砂流入が少ないのが根本の問題なのであれば、こんな安易な
対症療法だけはやめて欲しい。
そしてこれはおそらく全国各地で、かつては豊富な良い波が立った
サーフポイントが次々消滅していく、ということと無関係では
ない気がする。

自分にできることは、ささいなことだけど、まず興味を持ち続けること、
正しい知識をもつ、ことじゃないかと思う。


相模ダムーウィキペディア(Wikipedia)』
相模ダムは完成後60年以上経過した現在においても、横浜市・横須賀市・川崎市や京浜工業地帯の水源として、神奈川県を見えない所で支えている。だが近年では堆砂の進行が懸念されており、湘南海岸の砂州後退の原因の一つであるとの指摘もある。このためダムを管理する神奈川県企業庁は相模ダムに堆砂した土砂を定期的にしゅんせつし、相模川下流の河川敷に堆砂を積み洪水時に自然に相模湾へ流下させる対策を現在行っている。
PR
 カテゴリ
Copyright © 初級者のためのサーフィングッズ格安購入ナビ All Rights Reserved.

テキストや画像等すべての転載転用販売を固く禁じます

忍者ブログ[PR]
マネーパートナーズ